冨永昌敬監督作品『乱暴と待機』 ― 2010年12月09日 00時48分22秒
本谷有希子作品映画化第二弾だが、期待したほどではなかった。冨永昌敬は『パビリオン山椒魚』(未見)で長編デビューを飾った人だが、昨年観た『パンドラの匣』と本作を観る限りでは、いまひとつ私の趣味とフィットしない感じ。
キャストはほぼ4人だけ。小池栄子と山田孝之の組はともかく、浅野忠信・美波の組はミスキャストだったのではないか。浅野演じる山根はどこかで成長を止めた人間らしいのだが、そんなふうには見えなかったし、美波にも本谷作品ならではの少女/女のめんどくささが足りない。
11月15日@テアトル新宿