本広克行監督作品『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』2010年07月24日 13時50分37秒

1997年のTVシリーズのファンだったので今回も一応、足を運んだ。「一応」というのは映画版の『踊る…』は、妙に人気コンテンツになっちゃってからの天狗っぷりが鼻につくところがあって、一歩引いて観てきたからだ。私はこの作品にスケールの大きさなんか求めていないし、マニア受けを狙った小ネタが好きで観ていたわけでもないもん。

で、7年ぶりの新作映画版であるが、その鼻につく感じがちょっと抑えられた印象でわりと素直に楽しめた。登場人物たちも大人になったが、スタッフも大人になった? それとも観てる私がか?

犯人=被疑者の人物造形が甘いので、そういう意味でのクライマックスは物足りなかったし、室井管理官の今、という部分もいまいち浅かったので不満がないわけではないが、長期シリーズならではの味わいを楽しんだ印象。調子を崩していた青島が復活し、お馴染のコートをひっつかんで走り出す場面なんかはたまらないものあり。10年以上変わらない青島君とすみれさんの関係性も何とも言えず。このふたりの場面が一番好きかな。

98年の番外編ドラマスペシャル以来の登場となる内田有紀がさらっとチーム入りしていたのが嬉しいが、一方で演劇界に身を投じちゃった水野美紀の出演がなかったのは寂しいところ。

実行犯の主犯があの俳優だと気がついた時にはやられたと思った。

7月22日@ワーナーマイカルシネマズ津