シス・カンパニー『At Home At The Zoo』2010年07月20日 00時24分07秒

エドワード・オルビー作。処女作にして代表作の『動物園物語』に、半世紀を経てオルビー自身がその直前の物語を書き加えた作品の本邦初演。その第一幕「ホームライフ」が堤真一と小泉今日子、第二幕という位置付けになった「動物園物語」が堤真一と大森南朋、二人芝居×2という構成。演出は千葉哲也。気持ち、tptライクな陣容。

「動物園物語」が演劇史上に残る傑作とまでの評価がある分、「ホームライフ」が付け加えられたことには賛否両論あるらしい。でも今回の舞台、私には「ホームライフ」の方が下世話な意味で腑に落ちるものだった。40代の夫婦ふたりの行き違う感情と言葉を、緊密な二人芝居で見せつけられるというのは、ある意味、たまりません。ガマの油的時間。

肝心(?)の「動物園物語」は堤が受けの芝居に終止せざるを得ない戯曲で、大森南朋ちゃんの長セリフが大半を占めるんだけど、もう一つ引き込まれず。

7月10日@シアタートラム